第25回 外国人による日本語弁論大会

会員 国連委員会 2014年度委員長 大林カスミ

平成26年8月30日 アイパル香川にて第25回外国人による日本語弁論大会が行われました。
発表者はロシア、中国、台湾、インドネシア、マレーシア、ネパールからの12名でした。

来日して数年で、美しく 正確な日本語を学び、伝えようとしっかりした発音での発表でした。
ゾンタ賞に選ばれたのは、中国出身の劉薈(リュウワイ)さん「正直、私の日本語は上手ですか」の演題で、思ったことをはっきりという中国の慣習を持つ彼女には、たてまえと本音のある日本の慣習を理解するのにずいぶんと時間がかかったようです。そして、相手の気持ちを配慮する日本文化を前向きに捉えられるように努力している姿勢に感心しました。

今回の発表全体として、日本との食文化の違いに戸惑ったことの内容が多かったように思います。
お互いの国の文化に敬意を払い、郷に入っては郷に従え・・・香川の風土にしっかりとなじむように努力している若者、これからも応援していきたいと思いました。

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前列 真ん中・黄月桂さん(香川県知事賞)、
右から2番目・劉薈さん(高松ゾンタ賞)